古文書・史料の修復

所蔵の古文書(古地図・和本)を修理します。資料の状態に応じて修理します。
*掲載の古文書は当店が所有し、個人情報保護に抵触していません。

 古文書の修復

 裏打ちによる修復 

表装技術で、脆弱な史料や和紙にかかれた書画を裏面から和紙で補強する方法です。 

この方法により、史料や作品はアイロンにかけたようにピンと張った状態になります。 

よって鑑賞や保存が可能となります。現在多くの表装店が通常使用していると思われる和紙は、製造過程で薬品が多く使用されています。 

直ぐに問題が発生することは考えにくいですが、長期となると保存に適した和紙を使用する必要があります。 

当店では裏打ち和紙は保存に適した和紙を使用します。(史料館等の仕様に基づいた和紙)

糊は、生麩糊(小麦粉デンプン)を希釈して使用します。

裏打ちによる修復例  仮綴じ本


リーフキャスティング(漉き嵌め)による修復

漉き嵌めの機械で、上から和紙繊維を流し込み、下から吸引することにより、虫損部分(欠損部分)に和紙繊維が補填されます。
裏打ちとは異なり、裏全面に和紙を補強しないので、厚みは増しません。

リーフキャスティング修復例  1 和綴じ本


リーフキャスティング修復例 2 仮綴じ本

 

 古地図の修復

 修復例 巻物史料の修復   現在修理中

表紙の表面も虫損が甚だしく、題せんも破損しています。