修理表装のご提案

ご予算や保存方法によって修理や表装の変更が可能です

 修理費用のご予算に応じて

本来なら、作品に相応しい品格の材料で表装することが望ましいですが、修理品が大量にある場合等は費用もかかります。

そこで保存に支障がない範囲で、ご予算に合わせることも可能です。

① 使用する表装材料の品質を変更する。(但しお勧めできない場合があります。)

② 表装形式を変更する。

現在の住居の変化により、床の間がない場合や、マンション等で額の方が扱いやすいことで、掛け軸の形式を変更することも可能です。方法として、掛け軸を解体して作品を取り出して修理します。その後に表装形式を変更して仕立てます。

表装形式変更例 ① 襖絵から掛け軸に  (現在修理中)

本来は地袋と呼ばれます襖絵でした。襖絵は、寸法に合ったレールがある場所に収まりますが、その場所が解体等により無くなる場合は機能としては失います。そのまま襖絵の状態より、表装形式を変更た方が保存しやすい場合もあります。

 

③ 部分修理 (但し、できない場合があります。)

 部分修理例  掛け軸の一部分を取り替える  現在修理中

掛け軸で、三段表装という形式があります。3つの異なる表装裂で構成されている形式です。その上下部分の表装裂に損傷等がある場合、そちらを取り替え可能な場合があります。部分修理ですので、全体的に仕上がりが完全にいかない場合がありますが、今後の本格的修理までの一時的に鑑賞保存することが可能です。

 


作品のみ修理して、仮に保存

伝来の屏風を修理しても、展示や保管する場所が見当たらない場合があります。

広い実家と都会では住居スペースにも差があります。

屏風の場合…作品のみ取り外して修復して、仮巻きに巻いて保存します。

後世に屏風に装丁したいと決められた時までに、一時保管します。