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掛け軸修理 表装 錦司堂 〜表具師による後世に伝える掛け軸〜
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掛け軸修理 表装

掛け軸の形式・・・紙本墨書 茶掛け仕立て 

掛け軸の状態・・・掛け軸の全体に損傷や劣化がある。

書の寸法・・・ タテ 115cm ヨコ 40cm

書の状態・・・ 過去の修復歴がある。
          多少のヨコ折れや時代的汚れがある。

この掛け軸の場合の費用です。

掛け軸の修復費用は、作品の品格・損傷・表装形式等により一点ごとに違いがあります。

参考修復費用  

            備考       費用
       表装費       茶掛け仕立て      47,500円
   修復費  損傷軽度  剥落止・洗浄・裏打替え・横折れ改善     20,000円
       合計         税込み     67,500円

作品に合わせて表装裂を取り合せて、再び掛け軸に表装。

使用表装裂  一文字・・・本金襴  中廻し・・・正絹上遠州  上下・・・古代シケ

掛け軸に表装

経年の横折れが生じた部分に裏面から折れ部分に細くきった和紙をあてて補強。

横折れ改善
作品の直の肌裏和紙を剥がし、新しく修復に適した和紙で裏打ちを行った。

濾過水(水道水でない)による洗浄。裏面から霧状の水分を与えて、表面の下の紙に汚れ等を移す。

剥落止め

ニカワ水溶液を墨部分に塗布し強化する。

傷んだ掛け軸を実際に拝見し、どの程度の修復が可能かどうか、また表装裂や軸首が再使用かどうかの判断。

修復方針  掛け軸…表装裂の劣化の為に、再使用はできなかった。よって全て新しい裂で表装する。

        作品・・・損傷は軽度であるが、掛け軸の仕立て直しにあわせて、保存の意味も含めて修復する。

書の掛け軸の修復

*この作品は修復研究・HP公開のため当店が所有しているものです。

調査と修復方針