掛け軸修復作業

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表具師 錦司堂
掛け軸の修理・表装
修復例

仏画 掛け軸修理

古画 掛け軸修理1

古画 掛け軸修理2

掛け軸修理
作品の直の肌裏和紙を剥がし、新しく修復に適した和紙で裏打ちを行った。
調査と修復方針
古画の掛け軸の修復

掛け軸の形式・・・絹本彩色 大和仕立て 

掛け軸の状態・・・掛け軸の全体に軽度の劣化がある。
            掛け軸の上部に損傷があり、風帯が欠損。
            軸首(掛け軸の両側の突起部分)の片方の欠損。

古画の寸法・・・ タテ 94cm ヨコ 34cm

古画の状態・・・損傷(亀裂・虫損)はほとんどない。
          過去修復歴がある。
          多少のヨコ折れや時代的汚れがある程度。

古画 掛け軸修復後
古画 掛け軸修復前

ニカワ水溶液を墨部分に塗布し強化する。

掛け軸修理 表装
この掛け軸の場合の費用です。

掛け軸の修復費用は、作品の品格・損傷・表装形式等により一点ごとに違いがあります。

参考修復費用  

            備考       費用
       表装費        大和仕立て      50,000円
   修復費  損傷軽度  剥落止・裏打ち替え・洗浄・横折れ改善     20,000円
       合計         税込み     70,000円
掛け軸に表装

作品に合わせて表装裂を取り合せて、再び掛け軸に表装。

使用表装裂  一文字・・・本金襴  中廻し・・・再使用  上下・・・古代シケ

経年の横折れが生じた部分に裏面から折れ部分に細くきった和紙をあてて補強。

横折れ改善

裏打ち和紙を剥がしていくと、過去の修理の様子がわかります。

剥落止め
傷んだ掛け軸を実際に拝見し、どの程度の修復が可能かどうか、また表装裂や軸首が再使用かどうかの判断。

修復方針  掛け軸…時代的風合いから中廻しの表装裂を再使用した。

        作品・・・損傷は軽度であるが、掛け軸の仕立て直しにあわせて、保存の意味も含めて修復する。