表具師といわれる職人
何百年もの間、掛け軸の表装は表具師といわれる職人が携わってきました。
そのような伝統技術でも科学技術と融和しながら受け継がれています。
その表具師の掛け軸は作品や保存性を考慮しながら、伝統の形式の上で表装されています。
よって、現在でも文化財・寺宝・美術品等の掛け軸は表具師によるものです。
表具師の資格
現時点では、法律上資格がないと営業できないということはなく、それゆえにある意味多様化していると思われます。
所属する協会・組合等、得られる資格も違いがあります。全国的には1〜2級表装技能士や伝統工芸士などが挙げられます。
上記のような資格取得者は、一定の技能レベルと経験年数を試験通過という形で身に着けています。
よってある程度の知識や技能、または職業倫理を備えていると思われます。
しかし、無資格でも技能や知識を備えている方もおられますし、もちろんそうでない方もおられるのも事実です。
また、現在では表具の範疇(襖・掛け軸・額・屏風・書道展覧会関連など)は広く、それぞれ工房により得意分野があります。
表装技能士(ひょうそうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、
職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が
実施する表装技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。
なお職業能力開発促進法により、表装技能士資格を持っていないものが表装技能士と称することは禁じられている。
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