<表装に関する主な質問>
掛け軸を表装するには何処に依頼すればよいのですか。
表具店や表装店と呼ばれる店舗及び工房です。現在でも主な電話帳には表具店のインデックスがあります。
また、画材店や額縁店でも取り次ぎや表装も行っているようですが、大事な作品は通常、表具・表装店に依頼します。
どうようなものが掛け軸にできますか。
基本的には和紙や絹に書かれたものですが、厚さにもよりますのでご相談願います。
表装依頼の多いものは、
書道家が画仙紙(和紙)を半分に切ったサイズに書かれた作品。
住職が書かれた曼荼羅。
絵絹・和紙に書かれた仏画、日本画。
四国八十八ヶ所・西国三十三ヶ所等の納経軸。
掛け軸が仕上がるまでの期間
本来の掛け軸の表装は、"仮張り”と言われる板に張り付けて乾燥させます。
昔でしたら様々な温湿度に当てて長い時間をかけて掛け軸を馴染ませますが、
現在では諸事情からそのようなことは少ないでしょう。
工房にもよりますが、1ヶ月位は乾燥期間を置きたいものです。
一方、大量生産の掛け軸はプレスにより仕上がりはかなり早いようです。
掛け軸の価格について
表具師が仕立てる掛け軸は、見た目より手間がかかるものです。
また、表装専門の裂地や裏打ち和紙も材料にこだわれば高価です。
工房によって使用材料等異なりますので数万円〜になると思われます。
大量生産の機械表装(製造会社により呼称があります)は、短期も手間もそれほどではないようで数千円位のようです。